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リュウマチ科

リウマチ・膠原病領域は、近年の医療の進歩に伴い、診断や治療体系が劇的に改善しております。
当科では、積極的に先進医療を取り入れ、個々の患者さんにとって最適な方法で医療を提供しております。
リウマチ性疾患に対する生物学的製剤の早期かつ適切な導入、ステロイドを極力控えるための
新規治療薬の導入、感染症や骨粗鬆症、 動脈硬化など治療に伴う合併症に対する予防対策など、
日々改良を加えて提供しております。
関節リウマチの診断と治療は、看護師、薬剤師、リハビリテーション技師による医療チームとして
連携と協力体制が必要です。当科では、定期的な勉強会を開き、より良いチーム医療をめざしております。
早期診断と継続治療には、近隣の医療機関との連携も重要です。当科は、聖マリアンナ医科大学
リウマチ・膠原病・アレルギー内科を中心としたリウマチ診療ネットワークの一員として
医療連携を図っております。 近隣の診療所との連携による早期診断と継続診療を行っており、
高度に集学的治療の必要な場合は、聖マリアンナ医科大学リウマチ・膠原病・アレルギー内科との
密な連携体制を敷いて対応しております。

リウマチの薬物治療

治療において薬物治療は欠かせません。症状の軽減、将来の関節変形の抑制のために行います。

抗リウマチ薬

関節破壊の抑制のために使います。効果発現までに2〜3ヵ月かかります。
効果と副作用などを見ながら、病状にあった薬を選択する必要があります。

生物製剤

抗リウマチ薬でも症状が強い場合、炎症が治まらない場合、関節破壊が進行してしまう場合に使用します。
抗リウマチ薬が効かない場合でも、約90%の改善を見込めます。
関節破壊の進行を強力に抑制します。
使用前に、十分な検査を行い、副作用の出現を抑える必要があります。

ステロイド

炎症を抑える作用があります。
早期に効果があり、抗リウマチ薬が効くまでの橋渡しの役目もあります。
骨粗鬆症、高脂血症、糖尿病などに注意しながら使用します。

消炎鎮痛薬

痛み止めです。
症状が強い場合、合わせて使用します。

リウマチの手術治療

手術治療の目的は、機能の改善、進行予防、他の関節への影響を予防することにあり、手術が必要なタイミングは、
症状やレントゲンは当然ですが、他関節の状態、 全身状態、生活背景などから総合に判断する必要があります。

滑膜切除術

腫れた関節に対して、病的原因である滑膜を切除します。
進行予防が主な目的になります。

関節形成術

関節変形が出てきてしまった関節(特に手指、手関節、肘関節、足趾関節)に対して行います。
症状軽減、進行予防、機能改善が主な目的になります。

人工関節置換術

関節破壊が進行し、関節機能が障害されてしまった関節(特に膝関節、股関節、肘関節、手指)に対して行います。
現在、最もよく行われている手術です。
症状改善、機能改善、他の関節への影響防止が主な目的となります。
当院では、股関節、膝関節には状態に応じて、最小侵襲手術で行っています。